業績ハイライト

最終更新日

2025年6月26日

当期の業績概況

  当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)におけるわが国の経済は、賃金上昇は続いているものの農産物を中心とした価格上昇による個人消費の伸び悩み、鉱工業生産指数は弱い動きが見られる一方で、堅調な企業収益を背景とした設備投資の増加、インバウンド需要の増加により、一部で足踏みするものの緩やかに回復しております。
 今後の景気動向については、継続する地政学リスクの高まりや米国の相互関税政策が世界経済に与える影響が大きく、主に自動車関連の企業業績の下振れリスクが懸念されております。
 自動車販売業界におきましては、年度を通しての軽自動車を含めた新車の登録台数は、456万台(前期比1.0%増加)となりました。国産中古車マーケットにつきましては、軽自動車を含めた中古車登録台数は、645万台(同0.2%増加)、外国メーカー車の新車登録台数は、23万台(同6.0%減少)となりました。
 このような状況下、当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
 売上高は、前期に比べ5,400百万円増加の159,964百万円(3.5%増加)となりました。
 このうち、商品売上高は、前期に比べ4,136百万円増加の136,647百万円(3.1%増加)となりました。修理売上高は、前期に比べ1,166百万円増加の16,702百万円(7.5%増加)となりました。また、手数料収入は、前期に比べ97百万円増加の6,614百万円(1.5%増加)となりました。
 売上原価は、前期に比べ4,947百万円増加の132,854百万円(3.9%増加)となりました。
 販売費及び一般管理費は、前期に比べ368百万円増加の17,925百万円(2.1%増加)となりました。経費率は、11.2%と前期に比べ0.2ポイント減少いたしました。
 営業利益は、前期に比べ84百万円増加の9,184百万円(0.9%増加)となり、営業利益率は、5.7%と前期に比べ0.2ポイント減少いたしました。
 営業外損益は、純収益が前期に比べ30百万円増加の294百万円となり、経常利益は、前期に比べ115百万円増加の9,479百万円(1.2%増加)となりました。
 特別損益は、特別利益として投資有価証券売却益82百万円を計上いたしましたが、一部店舗の減損損失を88百万円計上したことにより、5百万円の純損失となり、税金等調整前当期純利益は、前期に比べ334百万円増加の9,474百万円(3.7%増加)となりました。
 親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に比べ356百万円増加の6,529百万円(5.8%増加)となりました。

財務諸表

(単位:百万円)

     

2021年3月期
2022年3月期
2023年3月期
2024年3月期
2025年3月期
売上高116,659
131,120
153,346
154,563
159,964
営業利益6,039
8,300
9,685
9,099
9,184
経常利益6,250
8,485
9,898
9,364
9,479
親会社株主に帰属する当期純利益3,887
5,744
6,697
6,172
6,529
純資産額48,834
53,613
58,624
63,111
67,971
総資産額74,822
78,663
81,300
85,535
92,743
営業活動によるキャッシュ・フロー11,033
3,616
△1,213
7,721
7,326
投資活動によるキャッシュ・フロー△3,004
△3,185
△1,618
△2,884
△849
財務活動によるキャッシュ・フロー△2,514
△2,929
△2,767
△2,004
△3,417
現金及び現金同等物の期末残高15,465
12,967
7,367
10,199
13,258
1株当たり当期純利益¥123.49
¥181.13
¥209.16
¥190.90
¥199.60
1株当たり純資産¥1,526.27
¥1,661.77
¥1,801.55
¥1,922.04
¥2,048.32
1株当たり配当額¥41.00
¥56.00
¥68.00
¥60.00
¥64.00
自己資本比率64.3%
67.2%
71.2%
72.9%
72.6%
自己資本利益率(ROE)8.3%
11.4%
12.1%
10.3%
10.1%