業績ハイライト
最終更新日
2023年3月27日
当期の業績概況
当連結会計年度(2021年4月1日~2022年3月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、経済活動と個人消費は制限された状況が続きました。ワクチン接種の普及など、経済活動の正常化に向けた動きが期待されたものの、足元では、新型コロナウイルス感染症の再拡大の可能性と共に、ウクライナ情勢の悪化による世界経済の下押し圧力が拡大するなど、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
自動車販売業界におきましては、年度を通しての軽自動車を含めた新車の登録台数は、420万台(前期比9.4%減少)となりました。国産中古車マーケットにつきましては、軽自動車を含めた中古車登録台数は655万台(同4.9%減少)、外国メーカー車の新車登録台数は、25万台(同2.0%減少)となりました。
このような状況下、当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
売上高は、前期に比べ14,461百万円増加の131,120百万円(12.4%増加)となりました。
このうち、商品売上高は、前期に比べ15,179百万円増加の111,889百万円(15.7%増加)となりました。修理売上高は、前期に比べ824百万円増加の13,099百万円(6.7%増加)となりました。また、手数料収入は、前期に比べ1,542百万円減少の6,131百万円(20.1%減少)となりました。
売上原価は、前期に比べ11,188百万円増加の107,211百万円(11.7%増加)となりました。
販売費及び一般管理費は、前期に比べ1,011百万円増加の15,608百万円(6.9%増加)となりました。経費率は、11.9%と前期に比べ0.6ポイント減少いたしました。
営業利益は、前期に比べ2,261百万円増加の8,300百万円(37.4%増加)となり、営業利益率は、前期に比べ1.1ポイント増加し6.3%となりました。
営業外損益は、純収益が前期に比べ26百万円減少の184百万円となり、経常利益は、前期に比べ2,234百万円増加の8,485百万円(35.8%増加)となりました。
特別損益は、一部店舗の減損損失を計上したことにより、125百万円の純損失となり、税金等調整前当期純利益は、前期に比べ2,329百万円増加の8,359百万円(38.6%増加)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に比べ1,856百万円増加の5,744百万円(47.8%増加)となりました。
財務諸表
(単位:百万円)
2018年3月期 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | |
---|---|---|---|---|---|
売上高 | 88,068 | 97,297 | 99,984 | 116,659 | 131,120 |
営業利益 | 5,821 | 5,767 | 5,430 | 6,039 | 8,300 |
経常利益 | 5,927 | 5,923 | 5,608 | 6,250 | 8,485 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 4,116 | 3,989 | 3,715 | 3,887 | 5,744 |
純資産額 | 40,381 | 43,186 | 45,773 | 48,834 | 53,613 |
総資産額 | 59,402 | 64,478 | 71,113 | 74,822 | 78,663 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 3,343 | 3,753 | 2,498 | 11,033 | 3,616 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △1,453 | △4,107 | △6,493 | △3,004 | △3,185 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | △492 | 333 | 1,867 | △2,514 | △2,929 |
現金及び現金同等物の期末残高 | 12,099 | 12,079 | 9,951 | 15,465 | 12,967 |
1株当たり当期純利益 | ¥132.25 | ¥127.61 | ¥118.45 | ¥123.49 | ¥181.13 |
1株当たり純資産 | ¥1,280.77 | ¥1,363.32 | ¥1,438.29 | ¥1,526.27 | ¥1,661.77 |
1株当たり配当額 | ¥40.00 | ¥40.00 | ¥37.00 | ¥41.00 | ¥56.00 |
自己資本比率 | 67.3% | 66.2% | 63.5% | 64.3% | 67.2% |
自己資本利益率(ROE) | 10.7% | 9.7% | 8.5% | 8.3% | 11.4% |