業績ハイライト

最終更新日

2023年6月27日

当期の業績概況

 当連結会計年度(2022年4月1日~2023年3月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症にかかる活動制限の緩和を受け、経済活動の正常化に向けた動きが見られましたが、円安の進行、ウクライナ情勢の悪化・長期化等によりエネルギー価格、原材料価格の高騰による物価高など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
 自動車販売業界におきましては、年度を通しての軽自動車を含めた新車の登録台数は、437万台(前期比4.0%増加)となりました。国産中古車マーケットにつきましては、軽自動車を含めた中古車登録台数は628万台(同4.2%減少)、外国メーカー車の新車登録台数は、24万台(同1.7%減少)となりました。
 このような状況下、当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
 売上高は、前期に比べ22,226百万円増加の153,346百万円(17.0%増加)となりました。
 このうち、商品売上高は、前期に比べ20,851百万円増加の132,741百万円(18.6%増加)となりました。修理売上高は、前期に比べ1,007百万円増加の14,107百万円(7.7%増加)となりました。また、手数料収入は、前期に比べ366百万円増加の6,498百万円(6.0%増加)となりました。
 売上原価は、前期に比べ19,816百万円増加の127,027百万円(18.5%増加)となりました。
 販売費及び一般管理費は、前期に比べ1,024百万円増加の16,633百万円(6.6%増加)となりました。経費率は、10.8%と前期に比べ1.1ポイント減少いたしました。
 営業利益は、前期に比べ1,384百万円増加の9,685百万円(16.7%増加)となり、営業利益率は、前期と変わらず6.3%となりました。
 営業外損益は、純収益が前期に比べ28百万円増加の212百万円となり、経常利益は、前期に比べ1,413百万円増加の9,898百万円(16.7%増加)となりました。
 特別損益は、一部店舗の減損損失を計上したことにより、360百万円の純損失となり、税金等調整前当期純利益は、前期に比べ1,177百万円増加の9,537百万円(14.1%増加)となりました。
 親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に比べ953百万円増加の6,697百万円(16.6%増加)となりました。

財務諸表

(単位:百万円)

     

2019年3月期2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期
売上高97,29799,984116,659131,120153,346
営業利益5,7675,4306,0398,3009,685
経常利益5,9235,6086,2508,4859,898
親会社株主に帰属する当期純利益3,9893,7153,8875,7446,697
純資産額43,18645,77348,83453,61358,624
総資産額64,47871,13374,82278,66381,300
営業活動によるキャッシュ・フロー3,7532,49811,0333,616△1,213
投資活動によるキャッシュ・フロー△4,107
△6,493△3,004△3,185△1,618
財務活動によるキャッシュ・フロー333
1,867△2,514△2,929△2,767
現金及び現金同等物の期末残高12,0799,95115,46512,9677,367
1株当たり当期純利益¥127.61¥118.45¥123.49¥181.13¥209.16
1株当たり純資産¥1,363.32
¥1,438.29¥1,526.27¥1,661.77¥1,801.55
1株当たり配当額¥40.00¥37.00¥41.00¥56.00¥68.00
自己資本比率66.2%63.5%64.3%67.2%71.2%
自己資本利益率(ROE)9.7%8.5%8.3%11.4%12.1%